2025.10.28
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は153.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの153.500付近を上抜けた場合は、154.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの152.500付近を下抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。
本日は、22時に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、23時に米・消費者信頼感指数、26時に米・7年債入札、翌9時半に豪・消費者物価指数が予定されている。米国の経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、高市首相とトランプ大統領の日米首脳会談が控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。
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