各国の重要経済指標・要人発言に警戒か

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2024.10.15

各国の重要経済指標・要人発言に警戒か

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各国の重要経済指標・要人発言に警戒か
本日のポイント
  1. 1 英国の失業率
  2. 2 米主要企業の第3四半期決算

前日は祝日によって債券市場が休場の中、株高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に150.000付近まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、149円台後半での小幅な値動きに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.000付近を上抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.000付近を下抜けた場合は、148.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、15時に英・失業率、18時に独・ZEW景況感調査、21時半に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、24時半に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26時に米・クーグラ―FRB理事の発言、翌6時45分に NZ・第3四半期消費者物価指数、翌10時半に日・安達日銀審議委員の発言が予定されている。また、バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなど、米主要企業の第3四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

高橋 直人
高橋 直人

著者:高橋 直人

著者:高橋 直人

外資系大手証券会社にて10年以上にわたり為替ディーリング部門に従事。世界各国の金融市場を学ぶ中で、個人でも収益を上げられるFXの魅力に惹かれる。中長期のトレンド分析から、短期の指標トレード戦略まで幅広く対応。相場の「今」と「これから」を、経済指標・政策・地政学リスクと絡めながら論理的に読み解くのが得意。


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